記念論集の刊行、インタヴュー・プロジェクト

『ベケットのことば』刊行

日本サミュエル・ベケット研究会は2023年に結成30周年を迎え、

記念論集『ベケットのことば』(未知谷、2023)が刊行されました。

目次

第1部 小説のことば

・ベケットの小説から消えた手足 − 清水さやか

・無をめぐる言葉 − 川島知也

・内なる自己の「真実」− 対馬美千子

第2部 越境することば

・『あのとき』における視覚と聴覚のモンタージュ − 石川太郎

・霊媒化する身体 − 岡室美奈子

・テレビにおける幻視、動き出す絵画的イメージ − 朴夏辰

・『なに どこ』をとおしてみる作家の苦悩 − 堀真理子

第3部 響き合うことば

・「失敗」の美学 − 宮脇永吏

・ベケットのダンテ的意匠 − 井上善幸

・マラルメの影 − 近藤耕人

「サミュエル・ベケット・インタビュー・プロジェクト」

研究会の結成30周年に伴い「サミュエル・ベケット・インタビュー・プロジェクト」が始動し、2023年12月、ウェブページが開設されました。

本企画は、ベケットの魅力を広く伝えるとともに、研究や創作の現場に携わる方々の「なまの声」をお届けしていくインタビューシリーズです。

第一弾は、研究会立ち上げメンバーの一人である、森尚也氏へのインタビューです。

ぜひご覧ください。